ご覧いただきありがとうございます。 こちらはロイヤルドルトンのキャットフィギュリンで最も有名なラッキーブラックキャットです。 イギリスでは黒猫は幸運を呼ぶと言われ、この小さな猫もLuckyという名前を授かりました。 全身のペイントが黒ということもあり、わずかな傷や劣化が目立ち、後期に作成されたものでも傷がないものを見つけることは困難です。 ※こちらも頭部に何箇所か小さな傷がありますが写真にはほとんど写りませんでした。 K12(モデルNo.400) 1932年リリース 1975年リタイア “Lucky “Black Cat 全長　7cm デザイナーCharles Noke ペインター”7” (ブラックキャットでは7はよく見かけるペインターサインです。他に∴、Vなど) データはA Charlton Standard Catalog “Royal Doulton Animals”より このような小さなドルトンのフィギュリンはKシリーズと呼ばれ、モデルNo.の最初に”K”が入ります。 ヴィンテージ品にご理解ある方の購入を希望します。 よろしくお願いします。 ※お値下げ 〜Charles Noke(1858〜1941)について〜 ドルトンが世界トップの座を確立するために最も大きく影響したフィギュリン部門のアートディレクターです。 ノークは親しみやすく芸術性もある「売れるフィギュリン」を目指し、様々な技法を用いてデザインと生産性の両方を確立しました。 ノークの最大の功績は変化釉を用いたフランベ(茶や真っ赤な釉薬で覆われたドルトンのフィギュリン。作り方は門外不出だった)などの陶器を作り出したことだともいわれています。 また記念すべき1912年HN1”ダーリン(メアリー女王のフィギュリン)”のデザインもノークがデザインを手掛けました。 ドルトンだけでなく、現代におけるフィギュリンを形成した偉大なデザイナーです。 Royal Doulton